震災モニュメント「1.17希望の灯り」は、慰霊と復興のモニュメントの建設の際、ご遺族やボランティアグループの方々から、「やさしさ」と「思いやり」、そして「生きている証」としての灯りを灯したいとのご提案を受けて追加設置されました。ここに灯されている灯りは、2000年1月16日夕方から、被災10市10町を巡って運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにしものです。
また、震災から7年を迎えた2001年1月17日、「希望の灯り」が分灯され、市民ランナーによってこの灯りが全国69都市のみなさんへ届けられました。
毎年、神戸市の東遊園地で行われている "1.17のつどい"の竹灯篭に灯される灯りは、この希望の灯りの火から分灯されています。
毎年1月17日前には、希望の灯りの火が、ここから被災10市10町のみならず遠方の都市まで、震災や灯りが結ぶ絆に関連した行事に分灯され続けています。
「1.17希望の灯り」には碑文が刻まれ、「あの震災で亡くなった方々の命と生き残った私たちへのメッセージ」を発信し続けています。
※毎月17日前後には、私たちHANDSのメンバーやボランティアの方々が清掃などを行っています。